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駒込
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店舗からの メッセージ

12/4㊍~12/15㊊お客様感謝祭

 本年も大変お世話になり、誠にありがとうございます。

 今年1年のご愛顧に感謝を込めて、着物お手入れ特別価格をご案内いたします😊💕。

 

◆企画№1・きもの詰め放題🤗

仕舞ったままの着物などをまとめて綺麗にしませんか?タトウ紙に着物を沢山入れてお得に🎵。

そめの近江製タトウ紙の紐が閉じれる枚数までで、タトウ紙1枚分¥5,500(税込み)で承ります😆。

対象商品は…袷・単衣・羽織・コート・長襦袢・帯の限定となります。

尚、部分洗い(念入り下洗い)、シミ抜きは別途料金となります。

 

◆企画№2・お焚き上げ供養祭🤗

 いただいたお着物や、帯を捨てる事は出来ず、タンスに眠ったままのになってしまうことは良くあります。捨てるのは忍びなくそのままになっている着物類や不要となった和装小物の断捨離をお手伝いいたします🎵。

お召にならなくなった着物をお持ちください。お手入れ専門の当店で再生の方法をご提案させていただきます。

ご希望されれば吉野太夫帯塚で有名な【京都鷹峯常照寺】にてご祈祷していただきます。

ご供養の品1点につき¥150クーポン券を1枚進呈。¥2,000ご用命毎にクーポン券1枚ご利用いただけます。

 

◆企画№3・和装小物特別値引き🤗

ヒート+ふぃっと(和装インナー)を特別価格でご提供いたします。

郵送にてお送りしている案内状に記載している¥1,100円引きクーポン券をご利用いただけます。

・ヒート+ふぃっと(和装インナーワンピース)¥4,620(税込み)👉クーポンご利用で¥3,520(税込み)

・ヒート+ふぃっと(和装インナーシャツ)¥2,695(税込み)👉クーポンご利用で¥1,595(税込み)

・ヒート+ふぃっと(和装インナーパンツ)¥2,310(税込み)👉クーポンご利用で¥1,210(税込み)

※その他ワゴン品・店内の和装小物など、全ての小物商品に¥1,100引きクーポン券がご利用いただけます。

 

◆企画№4・2026年カレンダープレゼント🎁

ご用意している種類は4種類

・いせ辰江戸千代紙カレンダー(卓上タイプ)

・いせ辰江戸千代紙カレンダー(壁掛けタイプ)

・舞妓大判カレンダー(壁掛けタイプ)

・ふろしき干支カレンダー(お色は紺・赤の2種類)

※数量限定の為、お早めにご来店願います。ご要望に添えない場合はご容赦下さい。

 

 

店頭にて和装小物を取り揃えております!!

 

 ◆お休みのお知らせ◆

12/31㊌~1/6㊋まで年末年始のお休みを頂戴いたします。

お手入れ品などの出来上がりのご連絡を差し上げている品物につきましては、年内中のお受け取りにご協力いただけると助かります。

 

 

 ようこそ、東京の四季折々の美を堪能できる名所へ — 六義園と古川庭園の魅力をご案内します

六義園(りくぎえん) — 江戸時代の雅と自然美が調和する名庭園

六義園は、江戸時代の名庭師・小川治兵衛によって築かれた、東京を代表する回遊式庭園です。1686年に柳沢吉保の別邸として誕生し、四季折々の風景が訪れる人々を魅了します。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、自然の移ろいを感じながら散策できるこの庭園は、まるで一幅の絵画のようです。

園内には池を中心とした景観や、築山、茶室などが点在し、静寂と雅やかさを兼ね備えた空間が広がります。特に、夜間のライトアップは幻想的な雰囲気を醸し出し、訪れる人々に忘れられない思い出を提供します。

古川庭園(ふるかわていえん) — 日本の伝統と自然の調和を楽しむ癒しの空間

古川庭園は、江戸時代の名園の一つとして知られ、静かな佇まいと自然美が魅力です。庭園は、古川氏によって整備され、池や滝、石橋、苔庭など、日本の伝統的な庭園美学を体現しています。四季折々の花々や木々が彩りを添え、訪れるたびに新たな発見があります。

また、観光の合間には、老舗のお蕎麦屋さんの小松庵さんが六義園近くにありませのでもしよろしければお楽しみ頂くのもいかかでしょうか。また、観光の合間には、老舗のお蕎麦屋さんの小松庵さんが六義園近くにありませのでもしよろしければお楽しみ頂くのもいかかでしょうか。

そんな歴史的な名所を訪れる際には、着物のお手入れも忘れずに。全国からお持ちいただくお客様に選ばれる「そめの近江」は、伝統的な技術と最新の技術を融合させ、着物の美しさを長く保つお手伝いをいたします。

 

 

 【そめの近江の強み】

  • 熟練の職人による丁寧な仕上げ
  • 全国からの着物お手入れ実績
  • 高品質な揮発剤を使用した丸洗い
  • 丸洗いのドラムも着物に優しい半回転式をを使用
  • お客様一人ひとりに合わせたケアプラン

【着物のお手入れ専門店 – 大切な一着を長くお守りします】

そめの近江駒込店では、着物のクリーニングやしみ抜き、お直しなど、
専門的なメンテナンスサービスを提供しています。

*ありえない程のお安さでお手入れもご提供させて頂いております!

 先ずはお試しくださいませ。

お手入れ代はお店や企業によって様々です。料金の差はかなり大きくなることもありますが、それは企業の形態や考え方の違いによるものです。

 一般的には、お手入れはお店にお持ちいただき、職人さんに直接お願いするスタイルが多いです。その場合、お店の儲けや職人さんの手間賃が料金に反映されます。

 一方、便利なサービスもあります。ご自宅まで訪問してお手入れを持ち帰り、仕上がり品も自宅まで届けてくれるお店もあります。ただ、その分、車の購入費や駐車料金、ガソリン代、維持費などの経費が料金に上乗せされることも避けられません。

 当店「そめの近江」では、自社に職人がおりますので、余分な経費がかからず、その分お安くお手入れを提供しています。

 これは私たちの企業理念に基づき、「上質なお手入れをできるだけお安く!」を実現しているからです。

 また丸洗いには高品質な揮発剤を使用し、従来のドラム洗いではなく、着物に優しい半回転式の機械を使い、手アイロンで丁寧に仕上げています。

 それなのに小紋、紬のお手入れがたったの1,760円で出来るのです。

どの業界でも企業理念の違いで、料金がかなり違いが出てくることは仕方がない事ですよね。

 本当に綺麗に仕上がるかしら?と心配な方には、襦袢や着つくしているお着物などで先ずはお試しにお出しくださいませ。

 ご来店をお待ち申し上げます。(火曜、水曜定休になります。)

 あと、しみが落ちるのかしら?いくらぐらいかかるのかしら?上前にしみが付いていて落ちないシミは下前に仕立直しが出来るのかしら?着物からや帯帯に仕立替えするといくらかかるのかしら?

等、色々な質問もお待ちしています。

*着物類の悉皆のお見積もりは無料で行っていますので気軽にご相談くださいませ。 

 

 

  (着物着用後のワンポイントアドバイス!)

良く着る着物や、一度来てからまたすぐに着る予定がある着物は着るたびに洗わなくても大丈夫ですが、着物を良い状態で保つためにお願いしたい事。

(注意)衿、脇、背中、胸などにに汗が付いた場合は3か月以内に汗取り丸洗いをしてください。

1.着物ハンガーに掛けてシワをとる

風通しの良い日陰に干し、着物シワを取ります。
出来る限り着物ハンガーにかけて頂き、着物の型崩れしないようにしていただきながら、干すことで湿気を抜くこともできます。着物を着た後どうしても湿気が残ってしまうとトラブルの原因になります。(タンスでカビが出ないようにお願いします。)
吊り下げる時間は長くても一晩で十分です。それ以上長い時間ハンガーに吊り下げっぱなしにすると、裾が袋になってしまうことがあります。

2.帯も同じようにシワを取るためハンガーに吊るす

帯にも着物と同じように湿気が残るので、ハンガーに吊るしてシワを取り、湿気を抜きます。

帯芯に湿気が残っている場合もありますので、しっかり乾かしてください。

3.汚れをチェックする

目立つ汚れがないか、着物全体をくまなくチェックします。
着物ブラシで全体のチリホコリを取り除き、特に裾はかならずほこりが付いているので、優しく払ってほこりを落としてください。しみが付いていてしばらく着ないようでしたら、早くお手入れをしていただいた方が無難です。

大切な着物を上手に着用していきましょう。

 

 

 

(タンスにしまい込んでいる着物類にお願いしたい事!)

多くのお客様からお預かりしている「カビ」です。着用後にきちんとクリーニングをしても湿度が多い所ではカビが発生しやすくなります。
「カビ」の発生する環境を数値で表すと、室温が20~30℃の間で、湿度が60~85%の状態です。この条件が揃った時にカビが発生してしまうのです。梅雨の時期などは、ピッタリ条件に当てはまります。

最近は、昔の日本家屋とは違い、気密性の高いマンションなどで着物を保管されている方も増えています。通気性の悪い状況で、普段着る機会の少ない着物の管理をするのは難しく、桐のタンスに入れていても、湿気がこもり、カビが発生してしまいます。

カビを防ぐ一番の方法は「虫干し」をすることです。虫干しとは、着物や帯を、陰干しをすることですが、大切なお着物を長持ちさせるために、本当に大切です。
全体を広げて干すのでシミや汚れの早期発見にもつながります。
普段あまり着ない着物は、年に1~2回くらいタンスから出して虫干しをするのが理想です。

昔から、虫干し、寒干し、土用干しと言います。お手数ではございますが、大切なお着物のためにお願いいたします。

晴れの日が2日以上続いたような、空気が乾燥している日に行います。風通しの良い場所に着物を広げて、半日くらい陰干しをします。
着物を広げられない場合は、タンスの引き出しを開けるだけでも効果があります。

エアコンをかけて部屋を乾燥させて行えば、虫干しをしないよりは良いです。忙しく乾燥している日をらべないようでしたら、エアコンをつけて乾燥させて行ってくださいませ。

✨ おおしまつむぎ 豆知識集 ✨

~ 知れば知るほど奥深い、大島紬の世界 ~

① 世界三大織物のひとつ

大島紬は「世界三大織物」に数えられる、日本が世界に誇る絹織物です。
ほかの2つは、**フランスのゴブラン織(Gobelins)**と、ペルシャ絨毯
大島紬は、その緻密な織りと、気の遠くなるような手間暇において世界的にも高く評価されています。

② 1300年以上の歴史

大島紬の歴史は古く、7世紀ごろにはすでにその原型が存在していたと言われています。
江戸時代には薩摩藩への献上品となり、武士階級の間でも重宝されていました。
明治時代以降には、全国にその名が知られるようになり、現在もなお高級着物として愛されています。

③「絣(かすり)」で描く模様の芸術

大島紬の特徴は、「絣(かすり)」という技法によって糸を染め、
織る前から柄を設計することです。
織りながら文様を作るのではなく、糸の段階で模様を“先に染め分ける”ため、
緻密な設計図(図案)と精密な技術が必要です。

④ 1反に半年以上!? 気の遠くなる工程

一反の大島紬を仕上げるのに、約30〜40以上の工程があり、
完成までには半年〜1年以上かかることもあります。
染め、括り、織り…すべての工程に熟練の職人技が必要で、機械化が難しい伝統技術です。

⑤ 「泥染め」が織りなす奥深い黒と茶

奄美大島の大島紬の代表的な技法に「泥染め」があります。
これは、車輪梅(しゃりんばい)という木の煎液と、鉄分豊富な泥田で交互に染める技法。
化学染料にはない、深みのある黒や茶色を生み出します。
泥染めによって防虫効果や肌触りの柔らかさも増すといわれています。

⑥ 奄美大島産と鹿児島産の違い

「本場大島紬」は、主に奄美大島と鹿児島本土で作られていますが、
微妙に違いがあります。

  • 奄美大島産:伝統的な泥染めが中心。自然素材にこだわった風合いが特徴。

  • 鹿児島本土産(主に龍郷や名瀬など):化学染料を取り入れたものもあり、モダンな色合いや柄のバリエーションが豊富。

どちらも本場の「大島紬」ですが、仕上がりの印象や染色技法に違いがあります。

⑦ 絣のズレが無いのは“職人の誇り”

おおしまつむぎは、絣模様が織り上がったとき、1ミリのズレも許されないと言われています。
この精度を出すには、手織り機の微妙なテンション調整や職人の経験が不可欠。
ズレのない完璧な仕上がりこそが、大島紬の価値を高めているのです。

⑧ 「締め機(しめばた)」による絣の締め

大島紬特有の技法として「締め機(しめばた)」という織機があります。
これは、絣糸の模様を正確に染めるための特殊な機械で、
一度織って模様を作り、その後に染め、また解いて織り直すという気の遠くなる工程。
この技法が、緻密な絣文様の美しさを生んでいます.

歴史があり、すごい織物ですよね。多少でも着物の知識をご参考にしてくださいね。 

 

 

 

✨ 結城つむぎ 豆知識集 ✨

結城紬 ― 千年の糸が織りなす、日本の心 ―

1.はじまりの物語

結城紬(ゆうきつむぎ)は、茨城県結城市と栃木県小山市を中心に受け継がれてきた日本最古の絹織物です。
その歴史はおよそ1,500年前。奈良時代にはすでに「結城の絁(あしぎぬ)」として朝廷に献上されていました。
江戸時代には「武士の晴れ着」として珍重され、庶民の憧れの的に。やがて全国に名を馳せ、「結城の紬」として今に伝わります。


2.“絁紬(あしぎぬ)”と呼ばれた時代

結城紬の前身は「絁(あしぎぬ)」と呼ばれ、糸が太く素朴な風合いでした。
まだ「本湯通し(ほんゆとおし)」という糊を落とす工程がなかった時代には、織り上げたばかりの布が固く、ごわごわしていました。
そのため、屋敷の女中さんたちに先に着せて柔らかく慣らしていた――そんな温かいエピソードも残っています。


3.糸づくり ― 指先から生まれる奇跡

結城紬の糸は、「真綿(まわた)」から一本ずつ手で紡がれます。
熟練の職人が、指先で空気を含ませながら細く長く引き出していく作業。
この糸づくりに、なんと3か月以上もの時間がかかります。
わずかな力加減ひとつで糸の表情が変わるため、まさに職人の感性と忍耐の結晶です。


4.絣くくり ― 10万か所を結ぶ、気の遠くなる手仕事

結城紬の絣模様は、織る前の糸を染め分けて作ります。
「絣くくり」と呼ばれる工程では、模様の一つひとつの位置を正確に計算し、糸を手で括って防染します。
複雑な柄になると10万か所以上も括ることもあり、まるで祈りを込めるような繊細な作業です。


5.地機(じばた)で織る ― 体と布が一体になる瞬間

結城紬の織りには、古代から伝わる「地機(じばた)」を使います。
織り手は腰に巻いた帯を張力として利用し、体の動きで糸を操ります。
この技法によって、糸に余分な力がかからず、空気を含んだやわらかな布が生まれます。


6.軽くてあたたかい ― 結城紬の着心地

真綿糸が空気を含むため、結城紬はとても軽く、保温性に優れています。
冬は暖かく、夏はさらりとした涼しさがあり、まるで肌が呼吸しているかのよう。
一度袖を通すと、その柔らかさと軽やかさに驚かれることでしょう。


7.使うほどに育つ布

新品の時から真綿の風合いが思いっきり楽しめますが結城紬は着れば着るほどに身体になじみ、艶やかさが増していきます。
親から子へ、そして孫へと受け継がれていく「育てる布」。
その一枚に、家族の物語が刻まれていきます。


8.ユネスコ無形文化遺産に登録

2010年、本結城紬はユネスコ無形文化遺産に登録されました。
日本国内でも重要無形文化財として指定され、その高い技術と文化的価値が世界に認められています。
ひとりの職人の手から生まれる一本の糸が、今や世界の宝として輝いているのです。


9.現代へ受け継がれる美

現代の結城では、伝統を守りながら新しい挑戦も進んでいます。
カジュアルなデザインの紬、ストールやバッグなどの小物も登場し、日常に溶け込む「新しい結城紬」として注目されています。


10.一生ものの贅沢

結城紬は、「三代着られる布」とも言われるほど丈夫です。
年月を経て味わいが深まり、糸の光沢が増す。
それは、手で作り、手で織る――人の温もりが宿る布だからこそ。


✨結びに

結城紬は、機械では作れない“人の心の布”です。
何百もの工程、何千時間もの手仕事の先に生まれる一枚。
その美しさに触れたとき、きっとあなたの心にも「日本のものづくりの原点」が届くはずです。

 
 牛首紬を知るための10の深知識
1. 「牛首」の名前の由来と、その歴史的背景
産地の旧名「牛首村」(現在の白山市白峰地区)が名前の由来です。この地名は、開山の守護神として祀られた「牛頭天王(ごずてんのう)」、あるいは牛の首のような地形に由来すると言われています。この地域は古くから白山登山口の要衝であり、雪深い冬の副業として機織りが発展しました。伝承では、平治の乱(1159年)で敗れた源氏の落人、大畠某の妻女が機織の技を伝えたのが起源とされています。閉ざされた山村の「山の文化」として、独自の発展を遂げました。
2. 国指定伝統的工芸品への歩み
幾多の変遷を経て、牛首紬はその価値を現代に認められています。1979年(昭和54年)には石川県指定無形文化財に指定され、さらに1988年(昭和63年)には国の伝統的工芸品に指定されました。これは、一貫した手仕事による独自の製法が高く評価された結果です。
3. 幻の原料「玉繭(たままゆ)」の秘密
牛首紬の最大の特徴は、2匹の蚕が1つの繭(玉繭)を共同で作ることです。通常の繭とは異なり、糸が複雑に絡み合っているため、機械による大量生産の生糸にはできません。この希少な玉繭こそが、牛首紬独特の節(ふし)と、空気を含んだしなやかな風合いを生み出す源泉です。
牛首紬のできるまで | 角印・牛首紬オフィシャルホームページ
note
牛首紬の工程 – 石川県牛首紬生産振興協同組合
牛首紬 のべ引き 写真素材 [7036049] - フォトライブラリー
4. 熟練の技「のべ引き」による糸の製造方法
玉繭から糸を取り出す工程は、熟練の職人による手作業「のべ引き」で行われます。熱湯で煮た繭から、70〜100粒もの繭の糸口を一本ずつ手探りで探し出し、微妙な撚りをかけながら素早く一本の糸に引き上げます。この手作業により、空気を多く含んだ「生きた糸」が生まれます。
5. 「釘抜き紬」と呼ばれる堅牢さの所以
牛首紬は「釘抜き紬」という別名を持ちます。これは、その丈夫さゆえに、織り上がった反物の端を解く際に、まるで釘を抜くかのように「びりっ」と大きな音がすることに由来します。この圧倒的な堅牢さは、のべ引きされた太く節のある緯糸(よこいと)と、経糸(たていと)の打ち込みの強さによって実現されています。親子三代で着用できると言われるほどです。
6. 一反に必要な玉繭の数
牛首紬の着物一反を織るためには、膨大な量の玉繭が必要となります。具体的な数は諸説ありますが、一説によると約7,000〜8,000粒もの玉繭が必要になると言われています。通常の繭と比較しても、その希少性と手間暇は段違いです。
7. 帯の生産反数と市場流通について
牛首紬はもともと自家用として細々と織られていましたが、現在では着物だけでなく、帯の生産も盛んです。特に、後染めの訪問着や袋帯といったセミフォーマルな商品までレパートリーが広がったことで、市場流通量も増加しました。これは産地の生き残りをかけた戦略的転換でもあります。
8. 近代牛首紬の祖、加藤改石の功績
明治時代に入り、牛首紬の技術を近代産業として確立させた功労者が、加藤改石(かとう かいせき)です。彼は家伝の製法を受け継ぎ、品質の改良と生産の拡大に尽力しました。現在の主要な織元である「加藤手織牛首つむぎ」は、その意思を継ぐ工房の一つです。
9. 産地の中核「白山工房」の役割
石川県牛首紬生産振興協同組合が運営する「白山工房」は、産地の中心的な役割を担っています。織りの資料館を併設し、機織り体験や「のべ引き」の実演見学(要予約)を通じて、技術の継承と普及に努めています。彼らの尽力により、技術が次世代へ継承されています。
10. 後染めによる多様な展開と友禅との出会い
昭和30年代後半、産地が絶滅寸前だった時期に、京都西陣の企業が牛首紬の白生地に注目しました。牛首の丈夫な生地は染めにも適しており、加賀友禅京友禅の技法を取り入れた後染めの牛首紬が開発されました。これにより、従来の先染め紬の枠を超え、訪問着などフォーマルな場面でも着用できる多様な商品展開が可能となり、販路拡大に繋がりました。

 

 

 

 

 駅から徒歩圏内・アクセス良好
駒込駅北口から徒歩1分の距離にあり、都心からのアクセスも抜群です。

暑い日、寒い日、雨や雪の日にも気軽にお越し頂けます。

季節ごとのイベントと特別サービス
一年を通じて着物のお手入れや、京都の有名店のイベント等を開催し
季節に合わせたメンテナンスやアイテムのご提案も行っています。

専門知識と安心サポート
経験豊富なスタッフが、着物の状態に合わせた最適なメンテナンスをご提案いたします。
良心的な価格でご提供しておりますので、初めての方でも安心してご相談下さい。

通常の日もお安くさせて頂いております。

丸洗いは高級な揮発剤を使用し、半回転式の着物に優しいドラムを使用しています。

ここまで手間のかけた丸洗い代は他社様では1万円ぐらいいただいているお店もあります。

丸洗いや洗張りなど、お着物の様々なお手入れを承ります。

・丸洗い・
¥1,760(税込)

・洗張り・
¥2,860(税込)

・丸洗い併用しみ抜き・
¥1,100(税込)

着物のお手入れ。 譲り受けた着物、リサイクルで購入した着物や帯の寸法が自分に合っているのかわからないなど、そんなお悩み解決します。 知識と経験を積んだスタッフが随時ご相談を承ります。

 🌟新しいお直しを始めました🌟

身巾を狭くする(小紋、紬、無地、お召)   袷 19,910円    

単衣 18,150円

身巾を広くする(小紋、紬、無地、お召)   袷 19,910円              

単衣 18,150円

  身巾を広くするための筋けし代 2,640円がかかります。

解かずに胴裏交換   19,910円

解かずに八掛交換   19,910円

  別途胴裏代、八掛代は別途かかります。

 

通常12,000円ぐらいかかるお直しがなんと!

裄直し (振袖、留袖は値段は変わります

 袷、単衣(短くする) 4,730

 袷、単衣(長くする) 5,060

 袖丈直し (振袖、留袖は値段は変わります

 袷、単衣(短くする) 4,730

 袷、単衣 (長くする) 5,060

*身やつ口のところで後ろ幅を広げて長くする場合は8,800円です。

 

 造り帯仕立(通常呉服屋さんでは1万円ぐらいかかる場合が多いです)

名古屋帯(仕立あがり品) 4,840

 袋帯(仕立あがり品) 6,820円

その他お着物のお手入れでお悩みの方は、お気軽にご来店ください。

ご予約のお電話 そめの近江 駒込店03-3949-7211

(火曜日・水曜日定休 AM10:00~PM6:00)

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「着方教室」のご案内(駒込店内で行っております)

※手持ちの着物の価値を見出しましょう。
着物を自分で着られると楽しい!が増えます。

毎週日曜日 全8回で1クール
現在生徒様募集中です。お気軽にお問い合わせください。
(※お試しで1回参加も出来ます。)

次回は12/21(日)から開始予定です。

午前10:00~12:30まで(5名定員)絶賛募集中!
午後14:00~16:30まで(5名定員)絶賛募集中!

お手入れ等で当店にご登録頂いている方は、
「全8回無料」で受講していただけます。
※当店に登録のない方は、1回3,800円となります。

ご新規生徒様募集中です!

ご興味いただいた方はお早めに店舗へお問い合わせください。お着物に関するお悩み、疑問いつでもご相談ください。おお着物初心者の方も大歓迎!
普段のお手入れ方法から寸法の相談、コーディネートのお悩みまで
お着物の悩みをお伺いします。まずはお気軽に当店へお立ち寄りください。

~定休日のお知らせ~
火・水曜定休

お問い合わせ・ご予約はお電話・メールでも受け付けております。

そめの近江 駒込店
TEL:03-3949-7211
定休日:火曜、水曜
営業時間:10:00~18:00
お問い合わせ・ご予約
https://www.some-oumi.com/reserve-shop/

※当店では従業員のマスク着用・手洗いうがいの励行・換気・消毒をしており、東京都の「感染防止徹底宣言」の指定を受けております。

【お車でお越しのお客様】

当店に専用駐車場はございません。
近隣のパーキングをご利用下さい。(
有料になります。)

店舗前の道路は駐車禁止ですのでお気をつけてくださいませ。

①パラカ豊島区駒込第4パーキング
駒込2丁目3

②NPC24H駒込駅前第2パーキング
駒込2丁目15

③ブレイク駒込駅前パーキング
駒込1丁目39

④パートナ駒込駅前パーキング
駒込1丁目40−7

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【スタッフ募集のお知らせ】

日本の伝統美に囲まれた職場で、一緒に仕事をしてみませんか?

未経験から始められるお仕事です。
お仕事を進めながら、少しずつ覚えていける環境ですのでご安心ください。

主な業務:・お客様対応

・クリーニング等の受付
・クリーニング等の出来上がり検品など

当店では、お手入れを大切にしながら
お客様と長いお付き合いをさせていただいております。

素敵な商品や小物も取り揃えていますので
洗練されたお仕事を共に楽しみながら、素敵な時間を共有しましょう。

完全週休2日制(火水定休)AM9:30~PM6:00

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お問い合わせ ⇒ 株式会社コノエ(そめの近江)事務センター  ☎048-853-5211

株式会社コノエ|採用特設サイト (recruit-info.com)

 

きものに関するご相談などのお問い合わせは下記にてお願いいたします。
関東圏内から※携帯電話からのご利用不可
0120-777-003
受付時間:10:00~18:00 (火曜・水曜定休)
携帯電話から電話でのお問い合わせ
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