袖を通した着物は必ず「しまい洗い」を
久しぶりに着物を出したら、シミが付いていた…なんて経験ありませんか? 目で見える汚れがなければ収納している方が多いかもしれませんが、これはNG。シミの種類によっては最初は目立たなくても、後ではっきりと浮き出てくるものがあります。そのため、着用後はしまう前に必ず丸洗い(着物クリーニング)をしておくことをお勧めします。
ここでは、大切な着物のケア、ご自宅で簡単にできるお手入れ方法、
その他、着物の知識についてお話します。
着物のケアは「虫干し」が基本。 でも、それがなかなかできないのもわかります。広げておくスペースもないし、暇もない。
そこで、そもそもなぜ「虫干し」が必要なのでしょうか。
答えは《湿気》です。着物には大敵なんです。
すなわち、湿気を遠ざければいい。現代の建物は、湿気がこもりやすいので、尚更、気をつけなければなりません。
そこで、以下の方法をお勧めします。
以上の方法を複合して行うだけで、湿気はかなり取り除くことができます。
着物を脱いだら、しまいこんでしまう前に、チェックしておきましょう。知らぬ間にシミがついていることもあり、応急処置をするかしないかで、そのあとの対処が変わってきます。
逆に食べこぼしなどに気づかないまましまいこんでしまい、次にあけたときにはカビだらけなんてことも。
黄変がでてしまうと、繊維そのものが傷つけられるため、多少は修復できても、完全に元の状態に戻ることはありません。事前のケアが大切になります。
久しぶりに着物を出したら、シミが付いていた…なんて経験ありませんか? 目で見える汚れがなければ収納している方が多いかもしれませんが、これはNG。シミの種類によっては最初は目立たなくても、後ではっきりと浮き出てくるものがあります。そのため、着用後はしまう前に必ず丸洗い(着物クリーニング)をしておくことをお勧めします。